自然派イギリス菓子のダダダックは、ハリーポッターに登場するイギリスの伝統的なお菓子やお料理をご紹介しています
Recipe

ずいぶんと秋らしくなってきました。
秋といえばやっぱりハロウィーンですよね。今年もみなさんは、魔女チックにおしゃれしてハロウィーン・パーティーに出かけるのでしょうか?
今回のレシピを何にしようか、と迷った私が手にしたのは、大好きなアガサ・クリスティーの『ハロウィーン・パーティー』という1969年に発表された作品でした。
10月31日の夜、大きなお屋敷にティーンエイジャー達が集まり、パーティーが催されます。パーティーは、箒の柄競技(箒の柄の部分をきれいに飾りつけし、その美しさを競うというコンテスト)や、りんご食い競争(手を使わずに、たらいの中の水に浮かぶりんごを食べるという競争)から始まり、次は照明が消されるごとに、相手を変えて踊るというダンス、それから豪華な食事・・・。最後は、スナップドラゴンと呼ばれる火の付いた皿から干しぶどうを採るというちょっと危険な遊びでした。
そして、パーティーの最中に13才の女の子が無惨な姿で発見されるのですが、イギリスにおけるハロウィーンの様子が描かれていてなかなか面白い作品です。屋敷には、たくさんのかぼちゃが飾られているので、食事ももちろんかぼちゃを使ったものかな?と思ったんですが、かぼちゃは一切使われてないイギリスの典型的なパーティー料理だったので、あららら?でした。
スネイプ氏の口癖になりつつある、「イギリス人は昔からかぼちゃを食べない」は、本当だったのねー、と思う私でした。
この作品で、殺人事件を見事に解決する名探偵ポワロも、かぼちゃには全く興味がなく、作品中で「汁気の多いイギリスのりんごほどおいしい物が他にあるはずはない!」と言っている程ですので、やはりイギリス人にとっての秋は、かぼちゃよりたわわに実ったりんごの季節のイメージなんでしょうね。
最近では、ハリー・ポッターのお陰で、イギリスでもかぼちゃを育てる農家が増えたそうです。カロチンやビタミンCがたっぷりの野菜なので、イギリスのマグルさん達にもぜひ食べてほしいなぁと思いますが、イギリス人ってのはがんこだからなぁ・・・

イギリスの人にも食べてもらいたいな

Recipe.19 ハロウィーンパーティーにぴったりのパンプキンスープ


かぼちゃの器はパーティでも注目の的間違いなし!
名探偵ポアロ
かぼちゃには全く興味のない名探偵ポアロにも食べさせてあげたい!

さて、今回のレシピはハロウィーンパーティーにぴったりの「パンプキンスープ」です。うちの魔女っ子達はこのスープが大好きで、年中食べたがります。夏の太陽をいっぱいに浴びて大きくなったかぼちゃは、栄養たっぷりの野菜です。体内でビタミンAになるカロチンや、ビタミンCもたっぷり含まれていますので、夏の日差しで疲れたお肌を回復させるのにたのもしい味方。
パーティーにもぴったりですので、ぜひトライして下さいね。
では魔女より心をこめて、HAPPY HALLOWEEN!

【材料】(4人分) 【作り方】
大きめのかぼちゃ 1個
玉ねぎ 1/4個
牛乳 200cc
100cc
スープの素 1個
ローレル 1枚
ミックスハーブ 少々
ひとつまみ
バター 小さじ1
サラダ油 少々
  1. 玉ねぎをみじん切りにし、サラダ油で炒めておきます。
  2. スープの素を、湯に溶かしておきます。
  3. かぼちゃはよく洗い、丸ごと180℃に温めたオーブンに入れて、20−30分焼きます。竹串がスーッと刺されば焼き上がりです。
  4. かぼちゃの上から1/3位の所を横に切り、種とワタを除き、実をスプーンで取り出します。
  5. とり出した実と、炒めた玉ねぎ、牛乳、2.のスープを入れ、ミキサーにかけます。
  6. よく混ざったら、鍋に入れ、火にかけます。
  7. ローリエとミックスハーブ、塩、バターを加え、よく火が通るまで煮ます。
  8. 味見をしてから、くり抜いたかぼちゃにスープを流し込んで出来上がり!熱々をパンと一緒に召し上がれ。
◆こちらもどうぞ
焼いてるときのいいにおいがたまりません!パンプキンパイ