自然派イギリス菓子のダダダックは、ハリーポッターに登場するイギリスの伝統的なお菓子やお料理をご紹介しています
Teatime

今年も早いもので残りあとわずか!
ふだんより、とってもミーハーな私ですが、今年の後半は、NHKの龍馬伝に侍魂(!)を刺激されて、京の町を志士のごとく駆け回りました。
約150年前の京都、幕末と呼ばれる時代を思いながら京の町を歩いていると、私も龍馬の時代に、どこかのお茶屋で団子を売っていたのかも、それとも侍だったのかも、なんて事を思うようになってきました。
今回のコラムでは、日本人の永遠のヒーロー、坂本龍馬ゆかりの場所を私風に紹介したいと思います。

Episodo.39 龍馬の時代にタイムスリップ!ミステリーツアーin 京都伏見

まずは、寺田屋騒動で有名な銘酒の町、伏見です。
私の妹は情報推命学のミッションコード専門の易者なんですが、その本部が伏見、龍馬通りにあります。ですから、私にとっての伏見と言えば、昔からひじょ〜に神秘的なパワースポットなんです。妹は龍馬通りによく行くので、龍馬ファンの叔母魔女と一緒に伏見に行ってみる事にしました。

伏見は江戸時代、京都と大阪をを結ぶ水陸交通の要地として栄えた地で、豊富な湧き水による酒造りで有名です。龍馬や他の志士達も、伏見から木屋町にある土佐藩邸や他の藩邸へは舟で行っていたそうです。
西郷どんの薩摩藩邸は大丸の裏手の錦通りにありましたが、土佐藩邸に長州藩邸、ついでに滋賀の彦根藩邸も、すべて高瀬川沿いにありました。他の藩士や志士達も、多くは川沿いの宿屋に部屋を取っていたそうです。 川の近くですし、木屋町一帯はうなぎの寝床と呼ばれる細くて入り混んだ路地だらけだったので、とっさの時逃げるのに便利だったそうです。
伏見に残る昔のままの酒蔵と、濠川の美しい風景を眺めていると、龍馬の時代にタイムスリップしたような気持ちになれますよ〜。

そして、伏見に行く際に忘れてはいけないのが、マイボトル!酒蔵などで、こんこんと湧き出る銘水をぜひ味わってください。口当たりの良い柔らかいお水を飲むと、体の隅々まで浄化された気持ちになります。

さて、鶏肉料理と地酒が絶品の「鳥せい」で熱々の焼き鳥定食を美味しく頂き、川沿いを歩いていくと、急に辺りが騒がしくなってきました。
大型観光バスが細い道を通り向けていきます。「もしかして・・・」と叔母魔女につぶやくと、そこには寺田屋らしき建物が!
「こ、心の準備ができてない〜!」と言いつつ、叔母と手を取り合って、寺田屋へいざ突入!
狭い玄関は観光客だらけなんだけど、小さな受け付けには女の人が一人いるだけ。中はとにかく古くて不気味。背筋に悪寒が走る・・・

人の波に押されて、ミシミシ音のする細い階段を上ると右手に龍馬の肖像画が。
とにかく天井は低いし、狭くてなにがなんだかわからない。
いろんな部屋を通り抜け、遂に龍馬が寝起きしていた梅の間に到着。そこにも肖像画が描かれた掛け軸と、愛用していた刀やピストルが陳列されていました。
床の間の左手の柱には、なんと弾痕が! そして廊下には生々しい刀傷!「ギャー!」

昔の人って、現代人よりかなり小柄だったんだなぁ。現代人がこんな狭い館で暴れるなんて難しい、とすさまじいチャンバラ劇を思い浮かべ、観光客のおじさん、おばさんと大いに盛り上がり、違う階段から階下へ。
するとそこには、小さな中庭と、お風呂場とお手洗いがあるではありませんか!
「ここが有名なお風呂場よ〜!そしてこれがお龍さんが裸のままで駆け上がった階段!」
と説明書きを読まなくても、観光客のおばちゃんが大声で説明してくれます。
そして、叔母魔女が何を思ったか、なんと用を足しに一番奥の薄暗いお手洗いへと消えていった!
こんな不気味な館でトイレを借りるなんて、と絶句した私でした

この歴史博物館のような寺田屋は、一度鳥羽伏見の戦いで焼けてしまい、それをそっくりそのまま復元したのが、今の寺田屋なんだそうですが、予約すると、一泊6500円で宿泊できるというから驚きます。朝食付きだと7000円!
「こんな不気味な所に泊まりたい人なんているんだろうか、絶対に夜、おばけ出るよね〜。一体誰が朝食作ってくれるんだろう・・・」などとくだらない事をついつい言ってしまいますが、龍馬ファンが全国から泊まりに来るそうです。そして、侍の恰好でチャンバラを楽しむとか!(笑)
でも、門限が8時で、食品、酒類の持ち込み禁止で、その上全館禁酒・禁煙なので、もう夜通しチャンバラするしかないですね・・・

さて、龍馬通りから大手筋商店街を通り抜けると、伏見桃山駅前に出ます。
この辺りは鳥羽伏見の戦いの激戦区で、薩長藩の本陣が置かれた御香宮神社があり、駅から歩いてすぐの所には、当時薩摩藩の食事の世話をしていた老舗料亭・魚三楼さんが今も昔のままの姿で佇んでいます。
そして今でも、入り口右手の出格子には弾痕が残っています。

カメラ片手に店の前をうろついていると、なんと中から八代目の当主さんが出て来て下さいました!
ちょうど山村紅葉さんがテレビ番組を収録しにご来店中だとか!
紅葉さんといえば、嶋屋浮御堂前支店近くの路地でばったり出くわした事があるので、思わず吹き出しそうになってしまいました。
歴史とドラマある所に紅葉さんあり♪ですね!

レシピでは「龍馬が誕生日に食べたかった軍鶏のすき焼き」をご紹介しています。

龍馬の絵像
梅の間 お登勢さんが龍馬の身に危険を感じ、街の画家に描かせた龍馬の絵像です

濠川を走る十石舟と酒蔵の美しい景色
濠川を走る十石舟と酒蔵の美しい景色

当時薩摩藩の食事の世話をしていた老舗料亭・魚三楼
魚三楼のダンディな八代目さんです