自然派イギリス菓子のダダダックは、ハリーポッターに登場するイギリスの伝統的なお菓子やお料理をご紹介しています
Teatime

暑さも和らぎ、夜には虫の音が聞こえるようになりました。
子供達の長い夏休みも終わりを告げ、さあ、新学期の始まりです!ということで、今回のコラムでは、なんと9月から1学期が始まるという、イギリスの学校生活やしくみについて触れてみたいと思います。

Episodo.10 さあ、新学期の始まり始まりー!イギリスの学校事情

魔法学校が舞台になっているハリー・ポッターのお話が、いつも夏から始まる理由はイギリスの学校のほとんどが夏休み明けの9月1日から新しい年度を迎えるからです。(日本では4月ですよね)ハリー達は長い夏休みを家でのんびりと過ごし、9月1日にホグワーツ魔法学校へと戻って行きます。ホグワーツ魔法学校では、9月1日に大広間で、新入生歓迎会が開かれますが、イギリスのマグル達はこれといって特別にお祝いをしないようです。各家庭によって異なると思いますが、日本のように入学祝いとしてお金を贈ったり、おめでたいお赤飯や紅白まんじゅうを食べるという習慣は全くないようです。なんだかちょっぴりさみしい気もしますが、その分、クリスマスと誕生日は、日本と比べ物にないくらい盛大に祝うようです。

さて、イギリスの学校についてお話したいと思います。
イギリスの子供達は、日本より一年早く、なんと5才から小学校に通い始めます。その分、幼稚園や保育園に通う子供達は、日本に比べると少なく、小学校に上がるまでは家庭で過ごすという子供がめずらしくありません。5才〜11才までの間に通う学校は、プライマリースクールと呼ばれています。そして、11才になると、魔法使いの子供達は、ホグワーツ魔法学校へ入学、マグルの場合は、一般にセカンドリースクールと呼ばれる学校へ入学します。ちなみにうちの娘はホグワーツをねらってますが...(笑)
セカンドリースクールには、日本の中学や高校のように、パブリックスクール(公立)と、プライベートスクール(私立)の二つが存在します。ところが、日本のものとは全く正反対の意味を持っています。なぜか、公立の方が学費がお高いのです!イギリスの場合、私立の学校は学費が無料で、毎日のお昼ご飯代が必要なくらいですが、公立は学費が桁違いに高く、貴族や上流階級の子供しかとても行くことが出来ないそうです。ちなみに、ハリーのいとこのダドリー坊やと、お父さんのダーズリー氏は、学費がバカ高いであろう名門スメルティング男子校の出身です。水玉模様の制服というところが、いかにもという感じですね。

イギリスの子供達が学校で食べるお昼ご飯は、お母さんの手作りのサンドイッチとりんごなどの果物、飲み物はジュースというのが普通です。(もちろん、ホグワーツなどの全寮制の学校の場合は、広間でみんなで一緒に食事をするんでしょうね。)各学校にはカフェがあり、家からサンドイッチを持って来なかった子供達はここでサンドイッチや果物、フライドポテトやベークドポテト(オーブンで焼いたじゃがいもにバターや煮豆をのっけて食べます。)などの温かい食べ物や、ポテトチップやチョコバーなどを買って食べることが出来ます。イギリス人のランチは、日本の物に比べるととても軽く、こんなに小食なのになんでみんな太っているのかしらん?と、いつも不思議に思う私です。でも、カロリーは結構高いのかもしれませんね。

さて、16〜17才でそろそろ大学受験かしらん?と普通なら思うところですが、イギリスにはなんと入試という物が全く存在しません!「う、うらやましい〜!」という声がこだましそうですが、あのケンブリッジ大学やオックスフォード大学でさえも受験がないなんて、本当に信じられない話ですよね! では、一体どうやって大学に入学出来るのかというと、志望校を5つ程決め、各大学に、”GCE - General Certificate of Education”と呼ばれる国家試験での点数と、学校での成績を提出し、大学から入学許可が下りるかどうかを待つらしいとの事です。つまり、この”GCE”と呼ばれる国家試験は、将来を左右するとてつもなく重要なものなんですね〜!マグルの子供達は、16才と18才で受けるそうです。ホグワーツ魔法学校にも、”o ・w・l”(ふくろう)と、”N・E・W・T”(イモリ)と呼ばれる、とても大事な試験があって、試験月(7月)が近づくと、ハリー達の頭の中は試験一色になってました。(あ〜、私も魔法薬学には手を焼きました...懐かしいな...)日本に比べると簡単に大学に入れそうな感じがしますが、卒業するには軒並みならぬ努力が必要との事ですよ!

今回のコラムはちょっぴり堅苦しくなってしまいましたね。でも、ホグワーツ魔法学校や、イギリスに留学したいな、と考えている方には少しは参考になったかな?

さて来月は、ハロウィーンと私の出演するテレビ番組についてちょこっと紹介いたします!あ〜、私の謎めいた生活が暴かれて行く...あぁ無情...顔のドアップに耐えられるよう、毎日パックしようかしらん。
では、また満月の夜にお会いいたしましょう(^O^)/

思い出の部屋
イギリス留学時代のオーナー魔女の部屋

魔女を探せ?
さて魔女はどこでしょう?