自然派イギリス菓子のダダダックは、ハリーポッターに登場するイギリスの伝統的なお菓子やお料理をご紹介しています
Teatime

魔法界の一大イベントであるハロウィーンの季節になりました。今年は何の仮装をしようかな?と今からとっても楽しみな今日この頃です。

Episodo.27 イギリスの食べ物は不味くなーい!

先日、京都御所沿いのホテルで開催された異文化交流会に、イギリスの家庭料理や習慣などについてお話(というか暴露?)しに行って参りました。
この会の幹事さんは、元印刷会社の社長さんで、イギリスの人気ブランドであるローラ・アシュレー社と壁紙や布地のテキスタイル(パターン)を手がけていたとのこと。異文化交流会の主催者のお一人で、同志社大学の元理事長である、著名な湯浅祐子さんも、エディンバラにお住まいになっていた事があるとのことで、もしかすると彼女からもいろんなお話しが聞けるのでは?と、ドキドキしておりました。
今回のコラムでは、会に参加下さったイギリス通の方々から私に投げかけられた質問を中心に、イギリスの食文化に触れてみたいと思います。


Q1. イギリスの食事は美味しくない事で有名ですが、毎日どんな物を食べているんですか?また、毎日必ず食べる物は何ですか?

A1. じゃが芋とパンが主食です。イギリス人がよく食べる物で、あまり知られていないのはソーセージでしょうか。ドイツの物には負けますが、なかな美味しいですし、イギリス人なら、一日一度は必ず食べるんじゃないでしょうか?(え?ソ、ソーセージ?と奥様方の驚くお声が…)

Q2.ローストビーフはとっても有名ですが、一般の家庭でもよく食べられてますか?

A1. 実は私、ホームステイ先でも夫の実家でもお目にかかった事はありません。イギリスでは日本ほど牛肉は食べられてません。(え〜!っとどよめきが!)

Q3.じゃが芋の一番美味しい食べ方を教えて下さい。

A3. いろんな調理法がありますが、ローストポテトは肉料理にとっても合いますし、ご馳走っていうイメージが強いですね。うちの夫は、マッシュポテトをフライパンで焼いたフライド・マッシュポテトが大好きです。

Q4. (60代の男性から)私は海外旅行が大好きで世界52カ国を訪れた事があります。中でも一番のお気に入りはイギリスです。イギリスは本当に隅々まで旅しました。特に印象的だったのは、スコットランドの川で貝をたくさん拾った事です。蛤のような大きな貝ですが、滞在していたB&Bに持って帰ったところ、夕食時に調理してくれました。とっても美味しかったので、今でも忘れられない思い出です。(スコットランドでは貝を食べるんですねー)
前置きが長くなりましたが、ヨークのB&Bで朝食に出された物は、3枚のとっても大きなクッキーでした!朝食にクッキーが出てきたのは初めてでしたので、これが朝食ですか?と何度もたずねました。そこでこのクッキーの名前が知りたいんですが?

A4.(そんなのわかったら超能力者だ〜!)と思いながら、しばらく考えたが、実物も見てないのにわかるはずがないので、笑ってごまかしました。
でもとっても気になるので、帰宅してきたスネイプ教授に質問してみたところ「地方のB&Bでは本に載ってないような地方独特のお菓子が出てくるからな、フフフ」というお答え。


会の最後には、湯浅祐子さんのお話を聞く事が出来たのですが、なんと話題は私の苗字に!
「クラリッジ」という苗字は珍しいのですが、夫の家の家系図をさかのぼると、きっとロンドンの高級老舗ホテル「クラリッジズ」の創始者に行き着くはずだ!と断言なさってました。

スネイプに苗字の事を話すと、「Couldbe.it's possible.(そうかもね、可能性はあるなぁ、フフフ)」という答えが...

ところで、この集まりで、いったい何度「不味い」という言葉を耳にしたのかしらん?会がお開きになってからも、奥様方が押し寄せ、私は質問攻めにあいました。質問内容は、主に、なんでイギリスの食べ物はあんなに不味いのか、という事でした…悲しい〜!
私自身「不味い」っていう言葉は好きではありませんが、お国によって嗜好の違いはあって当然ですからね。
ちなみにうちの夫が苦手な日本の食べ物はというと、マヨネーズたっぷりのサンドイッチやサラダ。(日本人はマヨネーズ狂いだ!といつも言ってます) あとは、冬にコンビニなどで見かける肉まん。ルックスがあまりにも不気味なんだそうです。納豆や漬け物ももちろんダメですし、日本で食べる中華料理も、イギリスの物に比べてとろみが強いので、口に合わないそうです。スネイプ教授の苦手な食べ物を挙げたら切りがない…

今回の交流会では、これからもイギリス料理の本当の魅力を伝えていきたいな、と心から思いました。

クラリッジズホテル
スネイプ教授の先祖はこのホテルの創始者か!?